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私たち人間と同じ?
いまから3万年前に人類はホモ・サピエンスという形で存在していた。
3万年前にはクロマニョン人からネアンデルタール人へと人類は進化していったのだが、2005年に発見されたフローレス原人はそれらとは少し異なる姿をした人間だったのだ。
ちょうど同じ時期に生息したと推測されるフローレス原因と我々の祖先と言われるネアンデルタール人との違いは「身長」と「頭の重さ」である。
この時のネアンデルタール人の身長は約155-160cmと推測されているがフローレス原人はそれよりも50cm以上小さく身長はたったの1メートルに満たなかった。
ホビット族。 一番解り易い例で例えるとこれであろう。
ネアンデルタール人の頭蓋骨は私たち現代人と似ているため高い知能は持っていたがフローレス原人はチンパンジーと同じくらいだということが研究によってわかったのだ。
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しかしチンパンジーではない
見かけはそのままチンパンジーだと言われているがしっかりと石器を使ったり、火をおこしていたことも解っている。
知能数があまりに低いと手先が器用ではないがフローレス原人は非常に現代の我々と近い感覚を持っていたのだ。
これまで人間の進化を紐解く上で我々の祖先はアウストラロピテクスから進化をして行ったと言われているが
もしかしたら別の生物との混合する形で進化をしていったのではないか?という疑惑が浮上したのだ。
さらにネアンデルタール人とフローレス原人が同年代で生きていたということはこれらの種族がミックスして遺伝子を残して行った可能性もある。
つまりこれの原人が見つかってしまったことで我々が思って来た、学習して来た人類学史をもう一度捉え直す必要が出て来てしまったのだ。
人類はアフリカから生まれたものではない?
①フローレス原人は、実は最初期の原人(ホモ・ハビリス)か猿人(アウストラロピテクス)の子孫で、小型の身体と脳はそこから受け継いでいる。現時点のアジアにそのような非常に原始的な人類がいた化石証拠は見つかっていない。
②フローレス原人は、一度大型化したジャワ原人が孤立した島で矮小化したものである。
これまで人類はアフリカから生まれて来た!というのが通説だった。
しかしフローレス原人がインドネシアで発見されたことによってフローレス原人はインドネシアで生まれた人型の生物の進化系の可能性ができきたのだ。
これが仮説1である。
仮説2は島に孤立しただけで身長が50cmも小さくなりさらに頭の重さも軽くなることははっきり言って衝撃的である。
というのも環境によって人間の身長や体重、骨格は異なるのであるがそれでもここまで「弱化」することが認められてしまったらこれまで進化を続けて来たであろう人間が劣化することも前提して進化を続けてきたことになる。
フローレス原人の祖先は一体なんなのか?なぜこのような小人にも関わらず石器を使う事が出来たのか?
もしかしたらフローレス原人の祖先は地球外生命体なのかもしれない。
可能性は0ではないのだ。
人類には様々な形態人間がいた可能性があります。それぞれの形態同士で戦いが起こり、結果的に我々のような人間だけが残ったかも知れません。