あなたは「全く食事を取らずに生きている人間がいた」と聞いたらそれを信じることができるか?
長南年恵(おさなみとしえ)という20歳の頃から一切食事を取ることなく、水と空気だけで生活していた人物がいた。
ただ絶食をするだけではなくて透視や病気の治癒、予言もすることができたのだ。
長南年恵は不思議な現象をもたらし、ついには明治時代の裁判によって公式に超能力が認められた人物でもあるのだ。
今回は長南年恵が起こしたミステリーについてお話しして行く
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政府も噂を聞き、一時的に拘束する
長南年恵の関しての噂話を政府の人間も聞くようになった。
食べ物を食べずにそして手をかざすだけで街の人たちの病気を診察し、治療を行って行くことに対して疑問と興味をもつようになったのだ。
長南年恵は医療行為を医師の免許を持っていないのにも関わらず行っていることに着目し、詐欺の容疑で逮捕した。
そして留置場で拘束している中で監視は不思議な現象を目の当たりにするのだ。
長南年恵は一切の排泄物を出さなかった。
食べ物を食べることはなく、水も少量だけだったので排泄する必要性がなかったかもしれないが、身体を洗わなくてもいつも髪は清潔でさらに汗をかくことはあっても身体はサラサラしたままだったのだ。
また留置場にはたくさんの蚊がいて大半の人たちは困っていたのだが長南年恵は一切蚊に刺されることはなかった。
いまでいう瞑想のような格好をして「空気から水と神からのエネルギーを摂取している」と謎の発言を繰り返ししていたのだ。
検査をしても異常は見つからなかったし、これ以上留置場で拘束していても意味がないために釈放されることになった。
詐欺罪も認められることはなかった。
しかし留置場を出た後もたびたび不思議な噂を政府は聞くことになり、また長南年恵のことが気になり再び逮捕されることになる。
計3度逮捕されることになったのだが、不思議な能力の源を知ることはできなかった。
勝手に医療行為をしたことによる詐欺罪として捕まったのだが、長南年恵は街の人たちを治療する際には水しか使っていなかったため
特別な行為は一切していない。だから結局は証拠不十分になるのだ。
3度目の逮捕のときには
長南年恵に興味を持った弁護士側が「空の瓶に念力で水を貯めることはできるのか?」と質問したところ、長南年恵は「できる」と答え、
長南年恵は裸になり5分程度部屋に篭って出て来たところ、なんと空だったはずの瓶に黄色い水がたっぷり溜まっていたのだ。
これを神水(神様が出す水)と人々は呼んだ。
普通であれば黄色い水と言ったら小便を思い浮かべるかもしれないが
長南年恵は元々排泄する癖は全くなかったこともあり、さらに匂いも全くしなかったために
「どうやって水をためることができたのか?」世間は注目するようになった。
この神水はどんな病気でも治す事が出来ると
我々の常識では考えられない能力を持った人は存在する。
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長南年恵が起こした不思議な現象の数々
長南年恵は次々に不思議な現象を起こした。
- 自然災害を的確に予言することができた
- 蚊に一切刺されることがなかった
- 絶食を貫いた(食べたとしてもサツマイモのかけら)
- 重さ25kgあった桶をたったの一人で軽々と持ち上げる事が出来た
- 全裸の状態からたったの5分で水を瓶に貯める事が出来た
- 留置場にいたときにはどこからか、お守りを作って来た
- 風呂に入らなくても全く身体が汚れることはなかった
- どこからともなく薬を作りだすことができた
これらの現象をたったのひとりで行った長南年恵は一体どんな人物だったのか。
裁判で空の瓶に水を注ぐという離れ技を成した長南年恵は本当に人間だったのだろうか?
不思議な力を持った人間は24歳でその生涯に幕を閉じた。
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