ドッペルゲンガー現象とは、「街中で自分と全く同じ顔の人間を見てしまう」現象のことだ。
鏡を見ることで左右対称の自分を見ることは出来るが、鏡で映ったような姿ではない。
その姿は生身の自分である。
あまりに不気味なドッペルゲンガー現象を見たものは「近いうちに死が訪れる」と言われている。
これは一体どういうことなのか?
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これまでドッペルゲンガー現象を見た有名人一覧
- リンカーン(元アメリカ大統領)
- ゲーテ(天才的な芸術家)
- 芥川龍之介
- エリザベス一世
- モーパッサン(フランス自然主義の作家)
- エカテリーナ二世(ロシアの女帝)
これまでたくさんの著名人が自分のドッペルゲンガーを目撃した。
「ドッペルゲンガー現象を見た」と言ってから数ヶ月後に、彼ら原因が例外なく謎の死を遂げているのだ。
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ドッペルゲンガーの特徴
ドッペルゲンガーの特徴は以下の通りだ。
・目の前数十センチないし数メートルのところ、あるいは側方に、はっきりとした自分自身の像が見える
・多くは動かないが、ときには歩行、身振りに合わせて動作する
・全身像は少ない。顔、頭部、上半身などの部分像が多い
・一般に、黒、灰色、白などモノトーンであることが多い
・平面的で立体感を欠き、薄いという場合もあれば、ときにはゼラチン様ないしガラス様に透明な姿で見えることもある
・自己像は自己自身の姿とかならずしも似ておらず、表情が異なったり、衣服が異なったり、さらには若かったり甚だしく老けて見えたりすることもある
ドッペルゲンガーはドイツ語で日本語に直すと、「重なって歩く者」という意味だ。
自分とそっくりの人間であり、明らかに自分という存在を客観視できるのがドッペルゲンガーである。
目撃する場所は街中、自宅など様々である。
「世界の人口は70億人を超えて、自分とそっくりな人間はこの世に3人はいる」と言われているが、ドッペルゲンガーはただそっくりというわけではない。
明らかに、それは自分でありさらに見たものは必ず死ぬ運命にあるのだ。
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自己崩壊現象の一つ
このように話すと、ドッペルゲンガーはミステリーや超常現象、心霊現象の一種だと言われているがドッペルゲンガー現象はミステリーの域を超えており、実際にこの現象を体験する者も多い。
以前は精神疾患説、未来の自分がタイムスリップした説、認知症説、脳疾患説など言われていたが、これは重度の自己崩壊現象なのだ。
実はこの現象は「自己崩壊」の一種だと言われている
普通であれば、自分で自分の存在を視覚的に捉えることはできないのだが、
自己崩壊が精神内で起こることで視覚障害・認知障害が生じる。
そのために自分の姿を見てしまうのだ。
このようなことが分かると「見たら死が訪れる」と言われているのが納得できるね。
既に普通の精神状態ではないために、自分でしてはいけないことをして自分で命を終わらせてしまうことになる。
ドッペルゲンガーを見たら死ぬのではなくて、
死んでしまうほど精神がやられてしまうためにドッペルゲンガー現象を見るのだ
ドッペルゲンガーをみたら死ぬのではない。死ぬ者がドッペルゲンガーを見るのだ。
ある場合は自分自身を見てしまったショックで、心臓麻痺を起こして即死します。
またある場合は、数日から1年以内に徐々に体調をくずし、あるいは精神に支障をきたして死を迎えます。
このような表現は正しくはない。
ドッペルゲンガーが引き起こすのではないからだ。
芥川龍之介も見ていた
享年35歳。
文豪として知られる芥川龍之介もドッペルゲンガーを見たことがある。
彼は自分の人生に絶望しながら書を書いて行った。
彼の死生観が現れた作品は
- 「羅生門」
- 「手巾」
- 「蜘蛛の糸」
などがある。
芥川龍之介は35歳という若さで自分の人生に終止符を打ったのが、
晩年は精神崩壊が進んでおり、言葉を発する事が難しくなり、文章も筋が通らなくなって行くなど言語の障害が生じていたことも分かっている。
そんな芥川龍之介がドッペルゲンガー現象を見た!というのも不思議ではないだろう。
江戸時代には数多くドッペルゲンガー現象を目撃した人が多く、ドッペルゲンガー現象は「影の病」「影患い」と呼ばれていた。
そっくりな人間が存在することが本質ではない
・有名人と似ている
・双子でそっくり
似ている人のことをドッペルゲンガーという言葉で表現する者もいるが
これはこの現象の本質ではないと断言出来る
ドッペルゲンガーを認識出来るのは、「自分だけ」だ。
似ていると周囲が視覚している時点で事実であり、幻想ではないのだ。
自分でしか捉えることができない幻想にこの現象の本質が隠れている。