現在の技術を使っても、高度な暗号解析が出来る者でもこのヴァイニッチ手稿を解読することはできない
この手稿を解読することは考古学者の夢となりつつあるというから驚きだ。
今回はヴァイニッチ手稿についてお話ししよう。
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なにかの言語であることだけは解っている
とある文字がどれくらいの頻度で現れているのか、その配置や関係性などを
言語統計学を用いてヴァイニッチ手稿を分析した。
その結果
なにかしたらの言語であることは間違いないと分かった。
この手稿は240ページにも渡り、至る所に
- 花
- 女性の群れ
- 海水浴場なもの
- 羊などの動物
- 太陽や月
のようなものが非常に丁寧に描かれているのだ。
文字自体も綺麗な形でいびつなものではなく絵も綺麗なものなので決してデタラメ、適当に作ったものではない。
しかし一体なにが書いてあるのは全く持ってわからない。
様々なヴァイニッチ手稿に関する仮説はあるが
その提唱者の恣意的な解釈であるためのその根拠は事実とは異なっているだろう。
タイトルすらなんなのかわからないのだ。
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作られた時代は1400年代
これが作られた時代は1400年代であり西暦でいうと15世紀に書かれていることが炭素測定装置によって解っている。
ものには若干ではあるが炭素が含まれており、その分量を測定することでいつ頃に作られたのかが解るのだ。
また16世紀には何者かによって「付け足された」痕跡も見つかっているのであるが
その前の単語の流れと酷似しているために
このヴァイニッチ手稿に書かれた言語を理解している者が200年後に付け足したのだ
ということは
この手稿に書かれた言語は何者かによって伝えられ、
何者かがそれを後世に伝えていることだろう。
かつて世界大戦時に日本の暗号を説いたとされる人物、ウィリアム・フリードマンでさえも解読することができなかった。
未知の生命体がこれを残した?
- 花
- 女性の群れ
- 海水浴場なもの
- 羊などの動物
- 太陽や月
とさきほどお話ししたが、この花は未だに発見されておらずどこの見聞にも乗っていないものである。
奇妙な形をした植物でありどのようなものなのか解ってはいない。
とても奇妙なものなので、
「もしかしたらこれは異世界の人間が地球という惑星にこの手稿をわざと落としたのではないか?」
とまで言われているのだ。
これは240ページからなるのであれば消滅してしまったり、切り取られてしまった部分があった。
しかし近年になってそれが復元されるようにもなったのでもしかしたらこれから本当の真実が解るのかもしれない。
このような奇妙な手稿は約700年も前から現代まで残っている。
普通本の寿命が100年程度だと言われているが綺麗に残っているところにも狂気を感じずにはいられない。誰も読むことができない手稿が何人の手に渡りながらも原型を留めている姿になにかしらの意味を込めている。
さて、ヴァイニッチ手稿の本当の意味が分かるときは来るのであろうか?
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