rasupuchin

祈祷師と聞くと少し怪しいイメージを持つかもしれない

グレゴリーラスプーチンは1871年から1916年の近代を生きた者でラスプーチンの人生はまさに波乱に満ちていた。

怪しい風貌とその生命力はまさに怪物であった。


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神のお告げを聞いたのは20歳のとき

グレゴリーラスプーチンの人生の転機は20歳のときにあった。

畑の仕事をしているときに「神様のおつげ」を聞いたことがきっかけとなり、

父、そして妻に突然の別れを告げたのだ。

私はこれから神様に少しでも近づくためにここをはなれなければならない。私はここへ戻って来るときには私は不思議な力を持っていることだろう

と言い残し、巡礼の旅に出たのだ。

ラスプーチンが向かった先はペトログラード(当時の都:サンクトペテルブルク)。

約十年間、巡礼をしていた。


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不思議な力を持って戻って来た

ラスプーチンは「不思議な力を持って戻って来る」と言ったのだが、その言葉と織り不思議な力を持って舞い戻って来たのだ。

巡礼中に病に苦しんでいる人たちをその病から救って行く姿から

ラスプーチンは「神の祈祷師」と呼ばれるようになる。そして当時のロマノフ朝の王子であるアレクセイ皇太子に出会うことになる。

なんとラスプーチンは当時警備が激しく、身分が低い者は立ち入ることができない王朝に祈祷師として呼ばれたのだ。

そしてアレクセイ皇太子が苦しんでいる血友病を祈祷によって治すという任務が与えられたのだ。

ラスプーチンは「大丈夫です。私になら治すことができますのでご安心を
とだけいい、その血友病を治してしまったのだ。

身分が低いものが王朝に使えるようになる

ラスプーチンの祈祷は本物だったのだ

彼は普通の人とは違う能力を持っていると、当時様々な病気が流行っていたロマノフ朝はラスプーチンを囲っておく必要があったのだ。

病気にならずに済む、もしかしたら不老不死の望みが叶うかもしれない・・・

と王朝の思惑を叶えるためにはどうしてもこの男が必要不可欠であると考えたためにラスプーチンを持て成すようになったのだ。

女のあてがい、高級な食事でもたらせた。

ラスプーチンは女性にも持てたのが、その持てた理由は「精力」と「巨根」だったと言われている。

生命力が凄まじく、そして男性のモノが異常なまでに大きくそれで女性を有頂天の気持ちにさせていたのだ。

次第に妬まれるようになる

ラスプーチンが次第に力を手にするようになる。

病気になった者を治すことができ、さらに女性の扱いも抜群に上手いためにこのままこいつを王朝に

置いておくことでいずれ、乗っ取られてしまうのではないか?と鬱陶しく思う者も多くいた。

ラスプーチンの祈祷を完全に真似た偽物まで出て来るようになり、自称祈祷師も街中にたくさん出て来るようになった。

そろそろ決着をつけなくてはならない」そんな空気が王朝に漂うに成ったのだ。

暗殺計画が実行される

ラスプーチンの食事に青酸カリが盛られたのだが、ラスプーチンは全くもって元気で別になにかの支障があったわけではない、という顔をしている。

元々生命力が凄まじいと噂されていたが、まさか青酸カリを盛られても元気だったなんてこれはいままでの人間とはひと味違うと反ラスプーチン側の人間たちは思ったのだ。

そこで暗殺部隊が結成された。

その名も「ブラック・ハンドレッズ

この集団はラスプーチンを地下に拉致し、銃弾を11発打ち込み、頭を激しく石でたたき続けた。しかしまだラスプーチンは生きていたのだ。

青酸カリを致死量の12倍以上摂取させて、息ができないように絨毯で包めてさらにそのうえで暴行を加え続けた。ラスプーチンはブラックハンドレッズにやられてしまったのだ。

異常な生命力を持ったペテン師だったのか

怪僧ラスプーチンは異常な生命力をもった、ただのペテン師だったのか?

詐欺師に近いものだったのか?血友病で苦しむ皇太子を救ったり、街中の病気を治していったのは正真正銘の事実である。

彼がどのような人物で彼の本当の狙いは一体なんだったのか?人心掌握術に長けたペテン師だったのか、それともただの祈祷師だったのか

ミステリーは加速する