ネット上に突如掲載された暗号のような画像。
誰がなんのために、どんな意図を持ってこの画像を掲載したのかは解ってはいない。
一説によるとこの画像の意味を解き明かしたものはCIA(中央情報局)、FBI(連邦捜査局)に採用されるとも言われているが、
CIA、FBIはCicada 3301との関連性を否定している。2012年から毎年1月にこのような暗号が出てきている。
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3301 という謎の組織
この暗号を毎年出してくるのが3301という組織である。
しかしこの組織は一体どのようなものなのかは解ってはいない。
Cicada3301暗号はアメリカだけに送られるものではなく、
ロシア、ポーランド、イギリス、韓国、日本
にも送られている。
どのような組織なのかはわかってはないが間違いなく
高度な知的センスを持った人間を募集しているのだろう。
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Googleの試験との比較
世界の正義・世界の警察と呼ばれるGoogle。
民間の企業であるが政府よりも的確な個人データを取得している企業である。
そのGoogleも高度な知的センスを持った人材を募集するために街中に暗号を散りばめていることが分かっている。
例えば
高速道路の道中にたったひとつ看板を掲げ、その看板の謎を解くととあるURLに行き着く。
そしてそのURLから出題される問題に回答するとGoogleの求人ページに行き着くというものだ。
高速道路のような集中していないと正確に車で運転できずに危険ではあるが
集中しているにも関わらず広い目線を持ち、そして一般よりも高い知識をもち
さらに知的センスを持った人間だけがたどり着ける場所(URL)があるのだ。
それに比べるとCicada 3301はネット上だけで集めている。
パソコン画面だけで完結できるようになっている。
街の中に暗号がある。その暗号を解くためには物理学/幾何学の知識だけではなく、論理的思考力、想像力などが必要である。
良い線まで行った例
スウェーデンのコンピュータ解析者であるエリクソンさんはCicada3301暗号を解読するために
でたらめな数字の配置からローマの皇帝である「ティベリウス・シーザー」の名前を浮き彫らせた。
シーザーの暗号、通称カサエルの暗号を用いた。
カサエルの暗号はアルファベットを別の文字列に組み替えるものである。
このようにアルファベットを変換して行くとひとつのURLに行き着いた。
そのURLを入力してみると
このアヒルの画像で来たのだ。
そしてこの画像を特殊なプログラムにかけてみるとまた別の暗号が表示されたのだ。
またさらに深くまで暗号を解いて行くと無数のQRコードが表示され、「我々が求めている人材なら我々のもとにたどり着く事ができるだろう」とメッセージが共に添えられた。
この無数のQRコードの画像はネット上でも拡散された。
その後Cicada 3301からメッセージがアメリカの掲示板に書き込まれた。
「我々が求めていた人物が見つかった。また逢う日まで」
このメッセージを最後にその年はなにもCicada 3301からの暗号はなかった。
また次の年の1月にはまた新たな暗号がネットの掲示板に書かれた。
Cicada 3301からのメッセージ・暗号は年々注目度を集めている。
どのような組織がどんな目的を持ってこのようなことをするのかは全くわかってはいない。
なにか重大な使命を掲げているのか、それとも単なる暇人が悪意を持ってやっているのか?
世界はミステリーに溢れている。
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