「The Secret:A treasure hunt」
これは1982年にアメリカで出版された本のタイトルである。
「The Secret:A treasure hunt」本の中には12個の宝箱の在処が地図・怪文書で示されているのだ。
そして実際にこれまで見つかったのは2個。
ひとつは1984年にシカゴで、二つ目は2004年にクリーブランドで発見された。
「The Secret:A treasure hunt」の宝箱、残るは10個。
サンフランシスコ、ヒューストン、フロリダ、ニューヨーク、ニューオーリンズなどにあると言われており、宝箱が埋められている市の名前は解って入るが具体的な正確な場所ははっきりと解っていない。
このアメリカ全土に渡って埋められた宝箱にはどのような意味が隠されているのだろうか?
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宝箱を発見し、出版社に届けることで宝と変換出来るシステム
1982年に出版された本の中には12個の序文、メッセージ、絵が記載されていた。
ヒントが隠された場所を探し出し、見事宝箱を見つけることができたらその宝箱を出版社に持って行くことで宝と交換してくれるというものである。
このことから解るように、なにか異星人が残した宝の類いではない。
あくまでもこれは出版社が開始した企画の一種ではあるが、当時は斬新だったので、見事に注目を浴び、拡散されることになった。
日本には和訳バーションが出版されたこともある。
また埋めた当事者のインタビューの掲載するなど散りばめられたヒントを積極的に提示する処置をとられているのだ。
より注目を浴びたことでこの本は大ヒットを記録することになり、出版社の思惑は見事成功したことになる。
ただの宝の地図というわけではなく、当時流行った歌・文化を取り入れたり政治の風刺も見られることからエンターテイメント溢れる本となっている。
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これまで見つかった2つの宝とは?
気になるのは
1984年にシカゴで、二つ目は2004年にクリーブランドで発見された宝箱。
その宝箱を出版社では一体なにと交換されることになったのか?
非常に気になるのは、交換された宝は一体どのようなものだったのかは一切公開されてはいないことだ。
この本を出した出版社の当時の売上は低調だったため、大した金額にはならなかったのでは?と
と噂されることもあったが、この企画を出版社に持って行き宝箱を埋めた張本人は実業家であり富裕層だったことが推測されている。
そのためにもしかしたら金塊やドル紙幣で高額なものだったのかもしれない。
1982年に出版され、2004年に2つ目の宝箱が発見された。
その歳月は22年。
これほどまでにトレジャーハンターたちの心を動かした「The Secret:A treasure hunt」12の怪聞にはなにか人を惹き付けるミステリーが隠されているのだろう。