ウズベキスタンのモナイク、バングラデシュにある船の墓場

2016年7月18日「クレイジージャーニー」(tbs)でも取り上げられたこの場所

かつて世界でも第4位の面積を誇るアラル海があったがそれがなくなり

周辺部は砂漠化と化したのだ。

この海を渡るために作られた船は海が無くなると同時に意味のない鉄くずへと変貌を遂げてしまった。

もの凄いスピードで海は無くなって行った

たったの一晩で40メートルほどの海は縮小していった。

現地にはどれくらい海が縮小しているのかを指し示す看板が立っているが海が消えた今

その看板はなにも意味をなしていない。

現在は砂漠化しているが

昔そこで生息していたであろう、貝が空となって発見されている。

この海に停留していた船が無数に散りばめられたように存在しているが海を失った今

かつてのような活躍はすることができないだろう。

海がなくなった後の町は悲惨な状態に・・・

この町は海を利用して商業発展をしていたがその海がなくなってしまったことで

経済的な発展どころか衰退し、町はゴーストタウンのようになったのだ。

干涸びる前には水が少なくなるが塩分は無くならないので塩分濃度が濃くなり生物が住める環境ではなかったために

砂漠化する前からこの土地での発展はなくなった。

さらに塩分が含まれる砂が風によって町に入りこみ人々の体の中に侵入することで健康被害を引き起こしているのだ。

なので経済的にも健康的にも非常に悲惨なことになってしまった。

なぜ海はなくなったのか

umi

この海が出来たのは今から1万年前であった。

かつては非常に魚も多く住んでいたのであるが旧ソ連が灌漑(かんがい)といって人工的に農部に水を供給するために

アラル海へと流れる川の水を少なくするようにしたのだ。

いままでは豊潤に水があり適度に生物たちも住んでいたのだが

旧ソ連によってアラム海の水の量は一気に減って行った。

この政策はソ連が「失敗だった」と宣言したことから環境破壊に対する強い風が吹き上げるようになり

アラル海の復興構想が急遽立てられることになるが内戦が勃発したことや

旧ソ連側も経済的に不安定になったことから事態は進まないが

水量が減って行くようになったのだ。

また水がなくなったために気温にも変化が生じたのである。

太陽の熱を和らげるための水がなくなったことから夏はさらに暑く、冬は寒い

ようになり環境が数年でがらりと変わってしまった。

船の墓場と呼ばれるウズベキスタンのモイナクにはかつて豊潤な海があり、それを人間の都合で環境破壊してしまった末路ということがわかった。

自然に人間の手が加わった瞬間に自然は自然ではなくなる。

環境が変わった事でこれからさらなる環境変化が起こりいずれ人間が手を付けられないほどになるだろう