20.03.41
これまで『避妊薬』というと、女性だけが服用して妊娠するリスクを回避する為に用いられるもの…と思われていた方も多いのではないでしょうか?

日本でも多くの女性が婦人科系の病気への対処療法として用いていますが、ついに男性からリスク回避できる薬が開発されようとしています!

アメリカの国立衛生研究所に設立されている、国立保健・人間開発研究所の研究者達は、一時的に精子の生産を妨げる『局所ジェル』を開発しました。

MIT Technology Reviewによると、
世界各地から集まった400人以上のカップルを対象に、2018年4月から4年間の臨床試験を行う」ことを発表しています。

「この臨床試験は大きな問題も含むが、最も有望な研究になるのでは?」という声も。

記者記者

この臨床試験は大きな問題も含むが、最も有望な研究になるのでは?という声もありますがどう思いますか?

研究者研究者

これまでの『女性のみが妊娠するリスクへ対処しなければならない』という常識が崩れることは女性にとっても嬉しい話だと思いますよ


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局所ゲルの使い方

局所ゲルの使い方ですが、直接男性器に塗布するものではありません。

毎日、上腕と肩にティースプーン半分くらいのゲルをこするだけ。
それほど手間のかかるものではなく、むしろ手軽に使えるようにも感じます。

このゲルには『プロゲスチン』と『テストステロン』という2つのホルモンが含まれており、プロゲスチンは、精子を作るために精巣が十分なテストステロンを生産するのを止める働きがあります。

テストステロンは他のホルモンの不均衡を止めるために作用します。

理論的には、このふたつのホルモンが作用することで、72時間までの精子レベルを抑制することができるとされています。


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実用化は間近に迫っている!

この局所ジェルについて、ワシントン大学医学部教授のステファニー・ペイジ博士はMIT Technology Reviewに以下のようにコメントしています。

研究者ステファニー・ペイジ博士

男性が毎日ジェルをつけて正しく作用すれば、効果が現れるだろう

また、国立保健福祉院は2012年に6ヶ月の研究期間中に、一対のホルモンベースのゲルを試験していました。

当時の試験では、男性の精子濃度を一時的に89%低下させ、副作用を最小限に抑えることに成功。

これまで避妊薬を服用することで女性自身に副作用が発生するだけでなく、長期間の使用も避けなければならないほど負担が大きかった避妊事情ですが、この局所ゲルが完成すれば男性自身も避妊のサポートができます。

避妊具と合わせればほぼ確実なものになると言えるでしょう!

避妊ジェルは2017年初頭にアカゲザルに関する研究の一部で使用され、長期の男性避妊薬として100%成功しました。
しかし、これは、柔らかいゲルの障壁で、精巣を運ぶ精管をブロックした全く異なる方法。

肩や上腕に塗布するものとは別の、直接的な避妊方法であり、生殖機能にもなんらかの影響が出かねません。
そして男性用避妊薬の開発について遅れた理由も、科学的、かつ社会的な問題が絡んでいます…。

とある意見調査のひとつでは『男性の25%が避妊薬の使用を検討している』との調査結果がありました。

女性が避妊薬を使用することについて考慮しているのでしょうが、もし男性側から避妊することが可能になると、潜在的に利用したいと考える者が過大評価してしまう可能性があるという指摘もあります。

つまり「性犯罪の為に利用しようとする人が出てくるだろう」と懸念する声もあるのです。確かに性犯罪を増長させる可能性は否定できません。

別の研究では、320人の男性のうち20人が、避妊ホルモン治療の重大な副作用を被ったため、「リスクが大きすぎる」と判断して研究を中止しています。

今日の格言
科学は生命の力を超えていく

女性が服用する避妊薬でも、深部静脈血栓症、うつ病、気分障害などのリスクも伴います。

どちらにしても、薬を服用することになるため、ある程度のリスクを負うことは避けられないようです。

ナイトライフは『互いを思いやる気持ち』がもっとも大切なのかもしれません。

性交渉のやり方がこれから変わっていく可能性があります。時代ととも人間の基礎欲求に変化が訪れるかもしれません