ジャガー(JAGUAR)と言えば、イギリスの高級車メーカー。
現在はランドローパーと共にインドのタタ・モーターズに属している。

ジャガーの創立は1922年。まもなく100周年を迎える老舗の自動車メーカー。
そのジャガーが初期に製造していたレースカーが生産再開されることが発表された。


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Dタイプが生産再開に

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『Dタイプ』と呼ばれるレースカーは1956年に製造され、当時のカーレースに花を添えていた。
初期型エンジニアリングで組み立てられたD型レースカーは、現在パリのレトロモバイルサロンで見ることが出来る。

知識人

流線形のボディと飛行機の尾翼のような後部ユニットで、レトロモダンなシルエットが特徴的。

クラシックカー愛好家なら垂涎の一台となるだろう。
オープンカースタイルも今ではクラシカルなカーデザインと言えそうだ。

5.16.38
イギリスのウォリックシャーにあるジャガー・ランドローパーのクラシック製品としてDタイプモデルは25種の新作が蘇ろうとしている。
ジャガーは1955年時点で100種類のDタイプデザインを設計していた。

完成したのは75種だけで、残った25のモデルをまったく新しいスポーツカーとして、Dタイプ100種の製造の野望を果たそうとしている。

実際に活躍した1955年~1957年のル・マン24時間レースの3大会では、6気筒からなるXKエンジンを搭載。

知識人

2018年から顧客の為に製造するモデルは、様々な面でオリジナル仕様となるようです。


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復刻の壁

当時のエンジンシステムなどをそのまま復刻することは難しくないだろう。

しかし、21世紀に突入してからエコロジーな機構の需要が急速に高まった。

記者記者

復刻させる時のハードルは何かありますか?

専門家専門家

排気ガスや駆動させるバッテリーなど、現代にフィットしたものにしなければならない。エコシステムに合うようにあくまでも外部は復刻で内部は進化させていく

消費者の選択幅は広がっていく

ジャガー・クラシックの研究では、オリジナルのエンジニアリング図面とデータにアクセスできる。
そのため、1950年代に活躍したイギリスのエンジニアたちと、そのエンジニア達が活用した本物の仕様に合わせて新たなDタイプを製造可能。

クライアントは1955年仕様ショートボディ、または1656年仕様のロングノーズボディのいずれかを選べる。

エンジニアリングのプロトタイプでは、ロングボンネット、後部座席から伸びる特徴的なテールフィン、ワイドアングルシリンダーヘッド、クイックチェンジブレーキキャリパーなどが搭載できる。

ジャガー・ランドローバーのクラシックディレクター、ティム・ハニング氏は以下のようにコメントしている。

研究者ティム・ハニング氏

ジャガーのDタイプレースカーは、世界中で最も象徴的で美しい競技車両のひとつであり、世界で最も激しいモーターレースでは素晴らしい記録を残しています。そのサクセスストーリーを継続する機会は、コベントリーでの生産計画の実行を完了することで達成される。これは一生に一度の誇りに思うプロジェクトのひとつとなるでしょう

クラシックカーは独特のデザインから、根強い人気を誇る車種が多く存在している。

現代の技術で甦るDタイプレースカーはジャガーを支えてきたエンジニアにとっても、愛好家たちにとっても注目の的となるだろう。