あなたは『地中海式ダイエット』という言葉はご存じだろうか?

無論、ダイエットと銘打たれているだけに、減量効果を期待されてしまうだろうが、減量への最短距離は以下の4つに集約されている。

  • 適度な運動
  • バランスの良い食事
  • 良質な睡眠時間の確保
  • 肉体的、精神的なストレスを溜め込まない

つまり、『健康的な生活』こそがダイエットの近道であることを大前提にして欲しい。

さて、この地中海式ダイエットは食事にまつわるなのだが、アメリカの老人医学雑誌で『こんな発表』がされていたのだ。

地中海ダイエットと高齢化による老化との間に、新たな相関が見つかったのだ。

データ使用には慎重なアプローチが必要だと強調しながらも、ダイエットの潜在的利益を測定することができるというのだ。

研究者らの治験では、『食事の根底にあるメカニズム』について報告している。

食事と身体的、および認知機能との間の関係性(食事に付着しながら補酵素Q10サプリメントを摂取する価値)や、炎症を軽減する上での食事の役割も研究されていたが、

いくつかの研究では、『食事の遵守率』をどのように測定したかによって、利益水準が左右されていた。

誤差が出てしまっては研究の成果とは言い難いが、今回は利益の水準に左右されない結果となったとみて良い。

研究者ミシェル・A・メンデス博士
この食事療法がどのように定義されているかについて、介入と観察研究の両方で明確させることは、健康的な老化予防の効果を最大限にするために、この食事パターンを最適に適用する方法を確立させるために重要です

ミシェル・A・メンデス博士は老年学誌の医科学編集長・アン・ニューマン氏やMD、FGSAにコメントしている。


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地中海食とは?

地中海食とは具体的にどのような内容だろうか?

まず食事の特徴としては、主食は最小限に加工された『全粒粉』と『マメ科植物』がある。

毎日、新鮮な野菜を摂取することでビタミン群やカロチンなど基礎的な栄養面が確保され、全粒粉も小麦の表皮や胚芽、胚乳を含んでいる為、小麦に比べて食物繊維や鉄分など豊富なのだ。

全く同じではないが『玄米』に近いものと言えるだろう。

他にも摂取されているのはデザート、新鮮な『果物』も毎日の食事に含まれている。

脂質も『オリーブオイルや、ナッツ』などで取り込んでいるため、食事と一緒に少しずつ摂取できるだろう。

意外にも消費が抑えられているのが肉類だった。

魚介類は海沿いの地域ということもあって、パエリアやカルパッチョなど副食として出されることが多い。

しかし、ベーコンやローストビーフなど牛肉や豚肉の加工肉などは食事中にワインを飲むときのおつまみ程度としている。

つまり地中海での食事摂取のバランスはこういうことになるだろう。

  • 高程度:野菜、果物、穀物(全粒粉、芋類など)、マメ科植物(ナッツやそら豆など)、オリーブオイル、フルーツ
  • 中程度:魚介類(カルパッチョ、アクアパッツァなど)、鶏肉、乳製品
  • 低程度:加工肉(ベーコン、ハムなど)

蓋を開けてみれば高たんぱく低カロリーのバランスの良い食事が成立しているのだ。

ダイエットへの遵守を測定するために使用された目安はいくつか存在する。

パリ大学の研究者13人が行った学術研究のひとつは、文献に基づいた地中海の遵守スコアの高い数値が、特定の健康な老化予防基準を満たす、高い確率と関連していることが分かった。

これについて別の指標である、地中海レシピでも同様の結果が得られたのだ。

しかし、地中海の食事パターンは『より弱い相関がある』ことも判明した。

マドリッド自治大学の研究者による別の研究では、食事療法の遵守率は『高齢者の身体機能障害を起こす可能性が低い』ことと関連していたが、この記録は地中海式の食事審査を行った者が記録されたものだ。

これでは研究結果として成立したと言い難い。

健康的な食生活への遵守の増加が好ましい効果を発揮する、正確なメカニズムは研究者にとって未だ不明点が多い。

しかし、セントルイス州ワシントン大学の研究者らは、『地中海の食事の法則によって引き起こされた5つの重要な適応の証拠が蓄積されている』と新たな記事のひとつに記されている。

今回は世界的なダイエットについての話となったが、日本では『痩せ願望』がダイエットに繋がっていると思われている。

しかし減量と痩身は目的も効果も全く異なる。

日本人が目的としているのは『痩身』が大半だと思われるが、ボディメイクなしでは痩身効果は得られないのだ。

その上、世界では筋肉も脂肪もない痩せ細った人間に対して、マイナスイメージを持つことが多い。

不健康に見える、やつれている、元気がなさそう等……意識が大きく異なっている。日本人は世界基準から見ても『痩せ気味』である。そろそろ自覚したほうが良いだろう。