1887年、南アフリカで初めて目撃された幽霊馬車。

これを皮切りにヨーロッパやアメリカで目撃されるようになり、人々を恐怖のどん底に突き落とした。


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4人の若者が目撃した幽霊馬車

ルテロッドを含む男性4人は南アフリカ共和国南部西ケープ州にあるビューフォートウェストにむかおうとしていた。

ビューフォートウェストではこれまでたくさんの幽霊目撃情報が多数寄せられており、地元住民にも避けられる場所だったのだ。

4人は馬車に乗っていたが途中で右後輪が故障し、動けなくなった。

後輪を修理し、さぁ再出発だ!と息巻いしていたところ、今度は馬が動かない。

馬が言うことを聞かなかったことはこれまでなかったのだが、長旅のせいか馬も疲れているのだろうか?と4人は思っていた。

そんな時に、後ろからけたたましい音が聞こえる。4人は振り返ってみると見知らぬ馬車が猛烈な勢いでこちらに迫っているのがわかった。

4人は猛スピードで向かってくる馬車にあっけにとられていたのだ。

4人のうちの一人にデヒアという気性の荒い男がいた。

デヒアは猛烈なスピードで突進してくる馬車に向かってこう叫んだ。

「なんだ!急に現れて突進してくるつもりか!ふざけるな危ないじゃないか」
「何をするつもりだ」

すると猛烈なスピードで向かってきた馬車を操縦している不気味な男はこういったのだ。

「お前たちを地獄に連れていくためにやってきてやったんだ。」

不気味な男はそういって空へ消えていった。

4人のうちのリーダー格であるルテロッドは気を失っていたのだ。

ルテロッドは目を覚まし、周囲を見回すと自分たちが乗っていた馬車は崖に落ちており、自分以外の仲間は全員亡くなっていたことに気がついたのだ。

そしてルテロッドはのちに、
ビューフォートウェストに向かう途中に馬車に故障が起きたら、絶対に引き返さないといけない。さもなくば、命の保証はない」ことを知る。


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馬の首がない

南アフリカで初めて目撃された幽霊馬車の馬には首がない。

そしてヨーロッパやアメリカで目撃されている幽霊馬車も馬の首がないと噂されているのだ。

この世のものとは思えないほど不気味でそれを見た人々を地獄に導く使者の正体は幽霊なのか?

それともただの都市伝説の域を超えないものなのか?

まだ明らかにされてはいないが、全世界で首のない馬が目撃されていることから実際に存在しているのではないか?と思われる。

世界初の幽霊騒動

1762年にロンドンのコックレーンで幽霊が目撃され、これが初めて幽霊騒動に繋がった。

コック・レーンで起きたため、「コック・レーンの幽霊騒動」と呼ばされている。(または雄鶏小路の幽霊)

この物語は、高利貸しのウィリアム・ケント、教会職員のリチャード・パーソンズ、および彼の娘のエリザベスの3人を中心に展開した。

ケントは妻のエリザベス・ラインスが出産中に死亡したのち、彼女の姉妹のファニーと親密な関係になった。

2人は教会法によって結婚は許されなかったが、ロンドンへ引越し、パーソンズの所有する下宿屋に滞在した。

そこにいる間、こつこつと叩く奇妙なノック音がしたり、幽霊のような幻影が現れたという報告があった。ケントはパーソンズに金を貸していたが、パーソンズはそれを返さず、ケントは彼を告訴した。

ファニーは妊娠し、2人は出て行った。それからノック音は聞こえなくなったが、彼女は後に天然痘で死亡した。

約18ヶ月後、ケントはパーソンズへの貸付金に対する訴訟で勝訴すると、パーソンズは彼の家屋がファニーの幽霊に取り憑かれたと主張しだした。

霊現象はパーソンズの長女エリザベスを中心にして現れ、「引っかきファニー」(”Scratching Fanny”)の真意を探るために正式な交霊会が開かれた。

コック・レーンには面白がった見物客が集まり、しばしば通行不能になった。

サミュエル・ジョンソンを含む調査委員会はこの問題を調査し、くだんの幽霊は詐欺だと結論づけた。

さらなる調査で、この詐欺は父リチャード・パーソンズに強要されエリザベスが行っていたことも証明された。

関係者は共謀罪で起訴され、パーソンズはさらし台で晒され、懲役2年を宣告された。

この物語は引用されることが多い。

実際にはコック・レーンの幽霊騒動は否定された。

しかし当時の科学捜査能力はないに等しく、宗教的にも当時の時代的にも幽霊を認めるわけにはいけない背景があったことは忘れてはならない。

しかし、数多くの人がこのような幽霊現象に悩まされていたことは事実であり、幽霊が本当に悪さをしていたのか?は科学的にわかっていないだけであり、実際に存在している可能性もある。

この世はダークマターに満ち溢れている

実際に捉えることができない物質のことを「ダークマター」と称して呼んでいる。

実は万物の95%がダークマターであり、現代の科学力を持ってしてもわかっていることはたったの5%でしかないのだ。

我々が認識していることは世界の立ったの5%でしかない。

例えば、なぜ飛行機が空を飛べるのか?はわかっていないし、科学で認定されていることすら、ダークマターを前提に作られているケースが多いのだ。

つまり、幽霊はダークマターのように、まだ我々の認識では捉えられていないだけの存在なのではないか?と考える。

繰り返しになるが、我々がわかっていることは世界のたったの5%だけ。

残りの95%が解明されていけば、自ずと幽霊の正体が判明していくだろう。