ドジョウと湯豆腐を一緒に煮込むと火の熱さから逃れようとドジョウは湯豆腐に穴をあける。

やがて豆腐にも熱が加わるので、豆腐もドジョウも煮えるようになる。

これはドジョウの地獄鍋と言われ、ある種 都市伝説のように扱われている。


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実際に作り出すことができない

しかしドジョウの地獄鍋を作ろうとて、鍋にドジョウと豆腐を入れ、火にかけても全然ドジョウは豆腐に穴を開けない。

「伝統的な作り方がある」とネットで見かけることはあるが、実際にそれを試して見てもできないのだ。

日本のお隣韓国ソウルではドジョウの地獄鍋の料理を出すお店もあるが、

調理法を調べてみると
あらかじめ豆腐に穴を開け、そこに死んだドジョウを入れて火にかけ、卵で閉じているため本来の意味での地獄鍋の意をかえしていない。


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NHKでも取り上げられる

実際にドジョウ地獄鍋を作ろうと、NHK番組でもそのような企画があった。

ドジョウを入れるタイミング、豆腐の種類、火の加減などなど様々に試して見たが一向にドジョウ地獄鍋はできなかったのだ。

日本豆腐協会も、「ドジョウ地獄鍋は作れない」と述べている。

なぜこれが言い伝えられたのか

かつて僧侶はドジョウを食べることは禁止とされていた。

隠れてドジョウを食べられるように、湯豆腐にドジョウを入れていたのではないか?と考えられている。

普通に考えてみれば、わざわざそんなことをしなくても誰も見ていない隙に食べればいいのではないか?と思われるかもしれない。

もしかしたら他にドジョウの地獄鍋が存在する理由があるのかもしれない。

他にも地獄鍋はあるのか?調べてみたが、ドジョウ地獄鍋しか検索ヒットしていない。

なぜこのような事柄が都市伝説として語り継がれているのか?謎である。